mono – wide は、音響機器ではなく、彫刻や絵画と並ぶ、音を楽しむ作品です。

最高級のオーディオシステムは、「オーケストラの中にいるかのような、リアルな音響体験」に向かって進歩し、音響機器は、より豊かな音響体験を求めて進化してきました。
現在ではサラウンドシステムのように、複数のスピーカーで音響空間をつくる手法が主流になっています。

私たちは、（そうした流れとは別の）豊かな体験のための新しいアプローチを発見しました。

それは、独自の構造により音に「ゆらぎ」を与え、音の質量（Masse）を出現させるアプローチです。
音の再現性よりも、ヒューマニティスケール（人間の感性）を優先するこの手法は、既存の概念を覆すものでした。

この発見は、私たちに「ヒューマニティスケール」の重要性を再認識させました。
彫刻や絵画のように豊かな鑑賞体験を与えるアートピースが完成しました。